失恋を忘れる方法 20代編|Eさんの我儘な人生設計と婚約破棄の体験談付き!

恋愛

20代は大人なようで、まだまだ自分探しの真っ最中! 大学も仕事も恋愛も手探り状態で辛いことに、順風満帆に見えた両想いからどかんと失恋してしまうこともあります。

そんな時どこから自分を立て直したらいいのかわからないと、途方に暮れていませんか?

今回は『失恋を忘れる方法20代編|『我儘な人生設計と婚約破棄』として20代にありがちな「すれ違いの恋」と対処法を書いていきます。

「なぜ20代はすれ違うのか」それは自分も相手も模索中だから、そして恋愛初心者であればあるほど恋愛自体に理想像を持ち、相手をも型にはめようとしてしまうからです。

失恋はあなたの人格を否定されたわけではありません、彼とあなたの人生のステージが合わなかっただけなのです。

この記事では私の赤裸々な体験談をもとに、20代女性に次の一歩に進んでもらえるよう『失恋を忘れる方法』『その恋愛で学んだ事』『経験値になった事』『別れて良かった事』などをお届けします。

失恋を忘れる方法|20代編

結論から言うと、『自分の足元を固める』です!

失恋したてはショックでそれどころじゃないかもしれません、たくさん泣くかもしれません、そして何が悪かったのか、堂々巡りに考えてしまうことでしょう。

あれ、これと思い悩む苦しい中でまずは20代恋愛の前提を思い出してください。20代恋愛は色々な事を模索中です。相手も自分もお互い迷っているんです!

「人生これでいいのか?」「この人が運命の人なのか?」って。。。

失恋をしたら思い出して下さい、両想いになるにあたって『先送りにしたこと』この人のお嫁さんになれるならもういいやって『諦めてしまったこと』ありませんか?

恋に落ちたら相手が全て、彼の色に染まり切る女性も可愛いでしょう。でもその心の中に、自分にはもっと他のこともできると、何かくすぶっていませんか?

私の場合はくすぶるどころではなく、自分のやりたいことが譲れず、彼氏を失恋させた側なんです。

もしかしたら、失恋の傷心を抱えている貴方は『何、この女!読んでられない、や~めた!』って思われるかもしれませんよね。。。

でももう少しだけ聞いてください!多かれ少なかれ、私の体験があなたの失恋のお役に立てますから!

失恋を忘れる方法|20代Eさんの恋愛体験談!

私は大学3年、21歳で海外留学準備中でした。結婚より、まずは手に職を持ち仕事を見つけ、奨学金返済や弟の学費を助けようと考えていました。

告ってきたのは彼からですが、私は下宿に入りびたり、彼が勉強している間に食事を作ったりして半同棲状態。

彼は意志が強く、生真面目で手を抜けない性格で「初めて」をもらう限りは結婚をと考える誠実な人で、婚約の証としてプラチナの指輪をくれました。

かたや私は体を許しても、自分の将来、留学の夢は捨てられないと感じていていました。

「結婚しようよな?」という彼の言葉にも「そうだね、留学済んでからね。そっちも大学卒業して就職してだねー」とまだまだ先のことだと軽い気持ちでいたのです。

彼が「母親に会ってほしい」と言う言葉も彼にとっては、結婚前提で親に会わせるという意味でしたが私は『彼は母子家庭で親子仲がいいから帰省を兼ねてそういうこともあるのかな』などと全くのノーテンキ。

彼のお母様にお会いした時に、お母様が彼に「アンタにこの子は捕まえておけないよ」と仰っていました。その時私は「そんなことないですよ~」と笑いましたが、お母さまのほうが正しかったです。

Eさんの20代の恋愛体験談「すれ違い」に直面する決定的な事案発生!

ある日から彼が腰が痛いと言うようになり、「筋を傷めたか」「ヤリすぎ?」などと軽く思っていたら、腎臓結石との診断でした。

そして、手術日は既に私が留学で日本を離れた後!!ですが私はその話を聞いても、留学を取りやめるという考えはどこにも出てこなかったのです。

逆に彼から「手術、付き添ってくれるんだよな?」と言われて驚いてしまい、彼は彼で「留学取りやめてくれると思った」とただただ驚き、私に絶望していました。

その時の私の心情はこうです。

  • 裕福でもないのに親が無理して行かしてくれている大学
  • 4つ下の弟は私より成績優秀なのに進学を諦めるとか言っている
  • 習得した語学を武器にいい就職がしたい
  • そのためにはネイティブに混ざってのブラッシュアップが不可欠
  • 留学は絶好のチャンス!
  • そういう人生設計の前に、彼氏のほうが立ちはだかって見えました。

そして「死ぬ病気ではない手術くらいひとりで受けて欲しい」と思った酷い私と、「一番傍にいてほしい時にいてくれるのが婚約者だ」と感じていた彼の決定的な価値観のすれ違いでした。

私は、「少々何があっても、人生の先で絶対結ばれようねっていうのが婚約だと思ってた」と伝えて、彼も留学を引き止めませんでした。

私が留学から帰国後、奇しくも彼と大学の卒業式が同期になり会場で目が合いましたが彼は硬い表情で軽く会釈し私も頭を下げ、言葉は交わしませんでした。

ここまで読んでくださったあなた、失恋を忘れる方法が『自分の足元を固める』と言われても、いったいどうすること?とわかりにくいと思います。

なので、私のこの最悪な「すれ違いの恋」を分析しあなたの失恋に役立つよう、引き続き書いてみます!信じて付いてきてください。

失恋を忘れる方法|20代のEさんは恋愛で何を学んだ?!

冷血な対応をした私でも罵り合いせずに別れられたのは、彼も私もお互いの立ち位置が違うことを理解し合えていたからです。

20代は相手も自分も模索中、そこへ来て「恋愛ってこうあるべき」という理想像もありすれ違いも起きやすいです。

 私の彼の体験談から引き出せば、

  1. 彼はこつこつと勉強する質で、4年で納得いかなければ学部に残るつもりでした。いつ卒業して就職するのか未定と言う模索状態                  私も留学したからといってどんな職につけるのかもわからないと言う模索状態
  2. コミュニケーション不足だった私たちは「婚約」という言葉に浮かれて、お互いの解釈が違っていることに気づいていませんでした。いつ結婚したいと思っての婚約かさえも話し合っていません。
  3. 彼は早いうちに私と家庭を築き、しっかり養おうと思ってくれていたようです。彼の「抱いたから一生大事にする」は彼にとってはそれが男のけじめで、あるべき姿と言う恋愛の理想像
  4. 彼がくれた「抱いたから一生大事にする」という言葉はとても甘く心に響きましたが私は、「彼が思うところの女のあるべき姿」は私の恋愛の理想像とは違いました。 私は自分のなすべきことをするから、遠恋でも時間がかかっても、どんと構えて見守っていてほしいとと言う恋愛の理想像を持っていました。

この様に、お互いが理想の恋愛像を相手に勝手に押し付けて、実像から目を背けていたという事が分析できます。

あなたの失恋経験にお互いの理想像を押し付けてしまっていたと思う事ははありませんか?きっと誰もが1度は経験があるはずです。

20代の失恋は、何もかもが模索中のなかで起きるすれ違いが原因です。あなたの人間性が問題ではないのですから、人格否定や自分を責めすぎる事はやめましょうね。

失恋を忘れる方法|20代の恋愛失敗談がその後の恋愛の経験値に!

20代の恋愛失敗談がその後の恋愛の経験値にもちろんなります』声を大にして言います! 

ですが恋愛の失敗談をいい経験値にする為には、『自分の足元固め』が大切なのです。20代の失恋は、それを見極める最高のチャンスと考えてください!

自分が幸せになれる道を選ぶには自分の足元がぐらついていてはいけません。独りで生きていくのか、恋に落ちた相手と進むのか、次に出てくる相手か、どういう女になってどう暮らしたいのか。

それが私の言う、『自分の足元を固める』ということです!自分が幸せになれる道を選ぶには、自分の足元がぐらついていてはいけません。

具体的には『自分の好きなこと』『興味のあること』『楽しいなと感じること』どんな小さな事でもいいのです。まずは書き出してみてください。

書き始めてみると彼との付き合いの中で後回しにしていた事がアレコレとあるはずです。書き出した中から自分の好きなことをひとつでいいですから、手をつけてみて下さい。

失恋の痛手から立ち直るために自分磨きを勧める方は多くいますよね?「振った相手を見返してやる!」と新しいことにチャレンジするのはいいことです。

ですが、まだ心が立ち直れていなくてストレスに感じるくらいなら、今すぐ新しい事を始める必要はありませんよ。まずは自分の潜在能力を信じ私はこちらへ進みたいと、自分の価値観を認めてあげてください。

20代で既に社会に出ている人、仕事に慣れルーティンに生活の人だと、私の体験談は自分には当てはまらないと感じるかもしれません。

でも現代は、精神年齢も肉体の成熟年齢も遅くなってきています!精神面でアイデンティティが確立されるのは、心理学者エリクソンの発達段階モデルによると、20歳から39歳までと幅があります。

自分が何者でどんな人生を送りたいか悩むのは、学生時代どころか40歳直前まで続くのですよ。

特に20代前半は自分の歩く道さえ未定で自分が立っている道がどちらに続いているのかもわからない状態。

自分の道が見えていてどの道が最適か選んで進める、私にそれができるようになったのは、30代、アラサーと言い難い年齢になってからでした。

20代後半で失恋すれば、焦りを感じるかもしれません?そういうときこそ、20代は足元がぐらついている、足元を固めるのが幸せへの第一歩なのだと思い出して下さい!

失恋を忘れる方法|20代の恋愛失敗談|別れて良かったと思うこと!

私は彼への冷徹な態度に罪悪感を抱えていたからこそ留学を頑張りました。そのおかげで思いがけない良い就職ができ、10年後には自分の貯金で再度留学し国際結婚をしました。

現在、夫も私もどう生きたいか明確で、何の迷いもありません。これが20代の失恋で自分の足元を固めた30代以降の強みです!

20代の恋を過渡的なものと軽んじているわけではありません、20代でも自分をしっかり持って出逢いに恵まれる方もいるでしょう。でもそれは少数派ではないでしょうか?

20代で失恋したら、もっと素敵な恋が先で待っていますから焦らなくて大丈夫です!それまでに、自分を知り自分を磨き、相手に思いや価値観を伝えられるようになっていてください。

因みに別れた彼は大手新聞社に就職しました。今では記事の最後に執筆者として名前が出るほどです。カッコいいでしょう? 

彼も手術を乗り切り学業を修め、自分の足元固めをバッチリしたからこそ彼も自分の道を突き進む事ができました!

失恋を忘れる方法 |20代編|オススメ提案

失恋を経験し私が実行して良かった思っているオススメのツールがあります。

それは、『無料性格診断テスト、MBTIの16パーソナリティ』

なぜオススメなのかと言うと、結果を見て自分の性格に納得がいきました!私は何がストレスになっいてどうすればリラックスできるのか指針になりましたね!

20代の恋愛を乗り越えるオススメ本!

  • 続あしながおじさん (新潮文庫) 文庫 
  • ジーン ウェブスター (著) Jean Webster (原著) 畔柳 和代 (翻訳) 

「あしながおじさん」の主人公ジューディが、苦汁を舐めさせられた出身孤児院の改善を親友のサリーに託す所から話は始まります。

何不自由なく育ったお嬢さんのサリーが、戸惑い・怒り・笑い、孤児院の院長として奮闘しながら明るく活発な自分らしさ大事にしつつ、本当の恋も見つける、大人の女性、必読書です!

失恋を忘れる方法 20代編|Eさんの我儘な人生設計と婚約破棄の体験談付き!まとめ 

20代の恋は互いの人生のステージが合わず「すれ違いの恋」になりがちだからこそ、失恋もすることも多いでしょう。

20代は互いが手探り状態だからこそ失恋するんです、消して人格否定ではありません。

涙が止まったら、自分がどんな女になりたいのか見極めるところから始めてください。失恋を忘れるには、『自分の足元を固める』、具体的には自分の好きなことを書き出すことです。

そして自分らしさが活かせる新しいことを始められたら、その先にもっとあなたにピッタリのお相手が待っていてくれますから!

 

 

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