素直じゃない女性はイエスノーの意思表示が曖昧だったり、正反対だったりして、仲良くなるのも骨が折れます。
でも彼女たちだって好意を向けている男性はいるでしょう。
この記事では、素直じゃない女性に好意を寄せる男性に、どのように接していけばいいかアドバイスをお届けします。
興味深い体験談付きですので、是非参考にして彼女の心をゲットしてください!
素直になれなくて悩んでいる女性も、自分を変える一歩めが踏み出せること請け合いです、是非ともご一読を!
素直じゃない女性の好意はどこで判断する?
答えはズバリ、「目線が合うかどうか」です。
目線というものは、自分が見ているだけでは合いません。相手も自分を見ていてくれている、という証拠なのです。
これは、どんな男女にも当てはまることですが、「素直じゃない女性」は発言では判断がつきにくいので、特に大切になります。
素直じゃない女性の2つのタイプ
素直じゃない女性には大きく2つのタイプに分かれます。目が合った時の反応で、どちらなのかを判断してください。
1. 自分に自信がなくて素直になれない女性
目が合ったと感じた途端にうつむきます。赤面していないかどうか見てください。
恋愛に慣れていないと黙ってしまいます。
ツンデレだと、キャンキャン子犬のように、特に重要でないことをつぶやいたり、言いがかりをつけてきたり。
基本、照れてるだけなんですが。
「よく目が合うよね」と話しかけるとぴゅうっと逃げてしまうことも。
素を出すと嫌われるかもと恐れているタイプです。
2. 自分に自信があるつもりで素直になれない女性
目をそらす方向が横から上になります。
目はよく合うのに事務的な、冷たい態度を崩そうとしません。
「よく目が合うよね」とコメントすると、「勘違いしないでよ、アンタが頼りないから」などと言ってぷいっと背を向けます。
これは、本来の自信があるのではなく、プライドだけが高く、素を出したら負けだと感じるタイプ。
素直な女性との違い
本当に自分に自信がある女性は素直でいられます。
男性に「よく目が合うよね」と言われたら、えへへと笑って、「今の発言よかったと思うよ」とか「気配りできる人なんだなって見てた」とか、褒め言葉が出てくる可能性大です。
自然に会話が始まる点が、素直でない女性とは異なるのです。
素直じゃない女性の好意はどこで判断する?―素直じゃない女性の落とし方
男性から、「いつも気にかけているよ」と好意をアピールしてください。
上で見たように、素直じゃない女性は自分に自信が無かったり、自信があるつもりになっています。
大事なのは、「大丈夫、あなたは素敵な人です」と思わせてあげること。
友達として接近する
女性側が好意を持っていないと迷惑がられますので、まずは友人や同僚の立場を超えない範囲で声をかけてあげてください。
例としては、「どうかした?」「なんか悩んでる?」「話聞こうか?」など。
その時に「アンタに関係ない」とか冷たいジト目を返されて無視されても、めげないで。
そして急に踏み込んではいけません。
時間をかけて段階を上げて行くことです。
見守っていて素直な彼女が見えたら褒める
素直になれない女性は、本当は人一倍、素直でいたいんです。意識してしまって出せないだけ。
ですから、言葉の端々やひょんなことで、素の彼女が現れます。
ずっと見守ってあげて、素が垣間見えた時に「あ、今のいい感じ、そういう素の部分、もっと出したらいいのに」と褒めてあげられたら、心を開いてくれる時期がぐっと近づきます!
プライドが高いタイプの接し方
プライドが高いタイプの素直じゃない女性は、内面の自信のなさを外身のプライドで隠しています。そして自分にも他人にも「こうあるべき」と理想像を持ち、その通りにいかないと批判したり切り捨てたりする、という構造。
実のところ、プライドという鎧の中では他人の目に自分がどう映っているのかが気になってオロオロしているのです。
そんな女性が理想論を振りかざすときは「そこまで言うことないんじゃない?」とやんわり一言を。
「自分はこう思うけど、世の中いろんな人がいるからねぇ」と続けて、男の余裕を見せてください。
一般的に言って男性は、女性よりも自分の意見を持っていて、周囲に左右されないですから。
背負っているものに理解を示す
これもプライドが高いタイプのほうで、
「何をそんなに張りつめてるの?」と彼女が背負っているもの、背負おうとしているものに理解を示してあげると、プライドの鎧を少しずつ緩めてくれます。
最後の押しの一手は、「強がりばかりだと友達なくすよ?」「そこまで頑なだと人の好意がわからなくならない?」と言って距離を置くこと。
今まで気にかけてくれていたあなたの存在が遠ざかることによって、急に気が付いてコンタクトを取ろうとしてくれば成功。
何も無ければ、彼女の心を溶かすのはあなたではないのでしょう。
素直じゃない女性の好意はどこで判断する?―失敗体験談!
外資系企業にお勤めのK子さん28歳。彼氏は1歳年上。ステキなプロポーズになるはずだったのに、素直になれなくて壊れてしまった体験談です。
出会い
25歳の時、六本木のクラブでのこと。
店内で荷物を預けようと、友達とロッカーを探していたら空いておらず、困っていました。
彼が「ロッカー一緒に使いますか?」と声をかけてくれて、そこから色々話して、後日、二人で会い、付き合う事になりました。
お付き合いの形
よくドライブに行きました。
でも、趣味や友達も大切で自由でいたい彼と、彼とずっと一緒にいたい私は、よく衝突してました。
付き合った当初は私と一緒にいる事を優先してくれたのに、1年ほど経って、彼が友達と出かける日が多くなりました。
「もうそれほど大事に思ってくれていないの?」と不安でした。
「もっと一緒にいたい」と言えばいいのに、「私よりお友達の方が大事なの?」と問い詰める方向ばかりになってしまいました。
付き合って3年弱の破局の日
久しぶりに彼と会えるので楽しみにしていました。その日はお台場までドライブ。
帰りに自宅まで送ってもらっている時、次いつ会えるか尋ねると、彼は「予定があって分からない」と答えました。
「なんで、以前のように一緒に過ごしてくれないの? 私より友達の方が大事? これがいわゆる釣った魚にはエサやらないってやつ?」と私は一気に不機嫌になりました。
一日楽しく過ごしたのに、こんな気分で終わるのは最悪です。
しかもその理由が、「友達と自転車でツーリングに行きたいから」。
私は「昔は私のとこ優先してくれたよね?」と彼を責めました。でも彼は、「友達との付き合いも大事だから」と譲りません。
プロポーズ
自宅の前に着き、不機嫌なまま、車中で口論。すると彼が、
「今日は、本当は渡すものがあるんだよ」と車のトランクから大きな赤いバラの花束と指輪を出してきました。
ところが私は、
「プロポーズってこんな感じなの? 一生に一度の事のはずでしょ。『機嫌直してよ』のノリでされても、嬉しくないんだけど!」
と受け入れられませんでした。
お互い結婚を考えていました。彼はその日、私にプロポーズすると決めていたようです。指輪も、私が欲しいと言っていたものを用意していました。
高かっただろうに、でも、突き返してしてしまいました。彼は、それを持って帰っていきました。
今考えると、彼のことが好きで、「一緒にいたい」と言うだけでよかったのだと思います。素直になれませんでした。
素直じゃない女性の好意はどこで判断する?―失敗体験談から引き出せる事!
ふたり、何というねじれの位置にあるんでしょう!
お互い好き同士で空回りしています。
彼はプロポーズを断られるなんて思ってなかったでしょう。
K子さんは不機嫌の延長線で突き返しても、それっきりになるとは思っていなかったのでは?
どうしてこんなことになってしまったのか、みていきましょう。
彼氏側の問題
彼の頭の中はこんな感じです。
K子は仕事もできる、しっかりした女。付き合いも3年目に入り順調。
口うるさいのがたまにキズだが、趣味や友達との時間も持たせてくれる。一緒の時間が取れなくても浮気をするでもない。
自分ももう29歳、結婚するならK子しかいない。やっとK子の言っていた指輪も買えた。いざプロポーズを!
K子さんの不安が見えていない
常日頃からK子さんを不安にしていること、淋しがらせていることが全くわかっていません。「いつもの口喧嘩」くらいに思っていたのでしょう。
K子さんが意地を張っていて素直になれなかったとはいえ、3年付き合ってきて相手の心の中身が見えてないのでは、彼氏失格です。
早い段階で、「なんでそんなに口うるさいわけ? おまえと結婚したら一生文句言われて過ごすことになりそう」と、冗談めかして言ってみればよかったのです。
そして結婚を考える段階になってきたら、「趣味や友人関係に時間とれるのも今のうちだから、大目に見てくれない?」と言えたでしょうに。
「お互い結婚を考えていた」とK子さんは書いていますが、そんな話はしなかったのでしょうか?
男性の独身時代と結婚後の違い
男性は結婚すると、独身時代にできていたことをたくさん諦めなければなりません。
彼はそういう覚悟はどのくらいあったのでしょうか?
男性に聞いてみると、自由に使えていた時間、お金を制限されて、今まで培ってきたものがバチンバチンと音を立てて切れていく感じだそうです。
その引き換えとして伴侶や家族を幸せにするという大目標、人生の次の段階にステップアップするのですが。
プロポーズ自体はサプライズでも、普段から彼女の気持ちをケアし、今後のことを話していかないと、K子さんのようなステキな女性を逃がしてしまうことになるのです!
独身時代同様に、結婚しても趣味や友人を優先されたらどうしようかと、K子さんが不安になるのも当然です。
彼女側の問題
「不安」を処理する方向性が違います。「不安」は彼氏にそのまま打ち明けるのです。
「淋しい」「私とは会いたくないの?」と聞くだけ。
それが難しいんですよね、できれば「素直な女」ですから。
不安と不機嫌の関係
「どうしてもっと会ってくれないの?」という不安でイライラして機嫌が悪くなるのは、「どうしてわかってくれないの?!」という思いから。不安が怒りに変換してしまっています。
これは、あなたが言わないでもわかってほしいと期待しているから、裏切られて怒りになるのです。
「不安」を彼氏に見せられないのは、自分の弱さを認めることになるからです。
認めたくないから、その弱さをプライドで武装して隠しています。
不機嫌になっただけでは、秘めた弱さには気付いてもらえず、「ああ、いつものお小言か」で済まされます。
彼氏に見えるのはあなたの、「気の強い女」という外面だけ。
できる女と可愛い女の使い分け
弱みを見せても、あなたが負けたことにはなりません。
落ち込んで、「もう会いたくない? まだ私のこと好き? 冷めた?」って聞いたほうが可愛いと思いませんか?
プライドがあるのは別に悪いことではありません。その中に隠した自分自身がそのプライドに見合ってないのが問題なのです。
自分をさらけ出せないで恋愛なんてできないですよ。
「しっかりしたできる女」の表の顔と、プライベートでは弱いところも見せてくれる「可愛い女」を使い分けることが理想です!
男性の嫌がる質問
「もっと傍に居てほしい」という自分の気持ちを言わないで、「友達と私どっちが大事?」という感情的な質問にすり替えています。
こういう比較をさせられることを、男性は特に嫌います。
答えられない質問だからです。
友達に「ツーリングに行く」と約束してしまっていたら、それを守るほうがその瞬間では大事と考えてもおかしくありません。
目から鱗の新解釈!
上の体験談はK子さんの言葉です。彼女が気付いていない彼氏の事情もあるでしょう。
こういうのはいかがですか?
彼氏の心の声を想像してお届けします。
「やっとK子の欲しがってた指輪が買えた。残業もしたし、こっそり副業してたんだぞ、会う時間作れなくても許してくれよ」
「友達にも不義理してしまってるし、ちょっと息抜きもしたいし、ツーリングに行かせてくれ、結婚したらいい夫になるから」
「おいおい、これからプロポーズしたいんだよ、断られはしないとは思うけど、返事によっては次のデートの約束なんて今できないだろ?」
「あ~あ、K子がまた不機嫌になっちまった。オレはこんなに本気だから笑っていてくれ。花束と指輪見せたら笑顔になってくれるか?」
このように、彼氏が花束を差し出したのは「機嫌直してよ」というノリではなく、「将来の約束をしてないからK子さんは不安を抱えている」と思ったのでは?
プロポーズしたら、喜んでくれる、これでもう安心してくれると思った可能性だってあるんです!
大逆転プロポーズだった可能性
もしK子さんがこういう思考経路だったら、うまくいったでしょう。
「次いつ会えるかわからないって悲しい。私たちもうダメかも」
「え、花束? 私に? 嬉しい。指輪? もっと嬉しい!」
「何これ、プロポーズなの?」
「信じられない、準備してくれてたんだ、ウソ、ありがとう!」
どうですか?
十分ロマンティックでステキなプロポーズじゃないですか。
K子さんはプロポーズにも理想像を描いていて、「一生に一度のもの、こんなはずがない」と感じてしまっています。
プライドが高く周囲に理想像を押し付けがちな面が出てしまっているのです。
自分の基準に達しないものを切り捨てるのではなく、他人の想いを汲み取って感謝の気持ちを向けることができたら、人生少しばかり生きやすくなります!
素直になれないと悩んでいる女性の方々、第一歩は、「ありがとう」という言葉を発することです。
嬉しいと思ったら、素直に「ありがとう」ということ。ここから始めてください。
素直じゃない女性の好意はどこで判断する?落とし方や失敗体験談についても!―まとめ
いかがでしょうか。
素直じゃない女性の心を溶かすには時間もかかりますが、手に入れることができたら宝物です。自分にしか見せない素の部分があるなんて特別感たっぷり!
しっかり見守り声をかけていくことで、ゆっくりと信頼を得、友人から恋人に昇格してください。
そして女性の皆さんは、恐がらずに、自分そのものを好きだと思ってくれる男性を探しましょう。そのためには、素を隠していてはダメです!
まずは素直に、嬉しいときには「ありがとう」ということから始めてください。